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Write #で ””を付けた書き込み

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<Write #で ””を付けた書き込み>

こんにちは、三流プログラマーKen3です。 今回は、 テキストファイルへ ””を付けた書き込み を少し書きます。 気楽に読んでください。 /* * 1. CSVファイルで見かける、文字列を""で囲う出力をしたくて。 */ 文字列囲ってる""ってなんて言うんだっけ? またまた、三流君笑わせないでよ、えっと.... オイオイと心の中で読者は回答の 「ダブルコーテーション」 を笑いながら言ってくれたと思いつつ、 今回は、テキストファイルへ””付きでデータを出力する方法です。 ’はシングルコーテーションです。 ”が見たままのダブルコーテーション /* * 2.「ダブルコーテーション」の出力方法あれこれ */ 文字列って「ダブルコーテーション」で囲って表現してました。 A = "文字列ですよ" 見たいな感じで。 ア.””と2つ書くと、”と表現できるらしい ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ Sub test031_1() Dim strMOJI As String '表示テスト用 strMOJI = """なんだかなぁ〜""" MsgBox strMOJI 'メッセージボックスでテスト表示 End Sub なんかバカっぽいけど、動きますよ。 ポイントは、””が”なので、”””と書きました。 何言ってんだか(笑) イ.キャラクタコードを指定して ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ そんな変な書き方はイヤなので(ウソ付け、よく使ってるくせに(笑))、 Sub test031_2() Dim strMOJI As String '表示テスト用 strMOJI = Chr(34) & "なんだかなぁ〜" & Chr(34) MsgBox strMOJI 'メッセージボックスでテスト表示 End Sub と、Chr関数を使用して、 ダブルコーテーションの文字コード34を渡してといった方法もあります。 ウ.16進数で少しはカッコよくなるかなぁ? ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 上と同じなんだけど、&HXXで16進数にしてみました。 (どちらかと言えば、16進のほうが多いかなぁコード表も16進だし) Sub test031_3() Dim strMOJI As String '表示テスト用 '&Hで16進数、知ってましたか? strMOJI = Chr(&H22) & "なんだかなぁ〜" & Chr(&H22) MsgBox strMOJI 'メッセージボックスでテスト表示 End Sub エ.Constで勝手な定数を作る ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 前の講座でConstで定数作れるとやったので、試しに使ってみる。 Sub test031_4() Const KOTEI = Chr(&H22) Dim strMOJI As String '表示テスト用 '新規作成の定数KOTEIで囲ってみた strMOJI = KOTEI & "なんだかなぁ〜" & KOTEI MsgBox strMOJI 'メッセージボックスでテスト表示 End Sub あれ?エラーだよ Const KOTEI = Chr(&H22)  ↑~~~~~~~関数のリターン値は定数に使えないんだ。 まぁ、変数にしてすぐに代入でもよかったけど、 Dim KOTEI As String KOTEI = Chr(&H22) 下記のように直しました。 Sub test031_4() Const KOTEI = """" Dim strMOJI As String '表示テスト用 '新規作成の定数KOTEIで囲ってみた strMOJI = KOTEI & "なんだかなぁ〜" & KOTEI MsgBox strMOJI 'メッセージボックスでテスト表示 End Sub 書いてて、こっちのほうが笑えるね、 Const KOTEI = """" の4つは、深く見ないと何やってるのかわからない、?だよね、、、う〜ん。 /* * 3.実際にデータを書き込んでみる */ Sub test031_5() Dim strFNAME As String 'ファイル名格納用 Dim KAKOI As String '囲い文字 KAKOI = Chr(&H22) '”を代入 'ブックと同じ位置にtest031-5.txtを作成する strFNAME = ThisWorkbook.Path & "\test031-5.txt" 'ファイル名の作成 Open strFNAME For Output As #1 'ファイル番号1で新規作成 'テストデータ書き込み、 Print #1, KAKOI & "こんな感じかぁ、なんかなぁ" & KAKOI Print #1, KAKOI & Range("A1").Value & KAKOI '決り文句A1セル文章を出力 Print #1, Now & "に作成したファイルです" Print #1, "終わりです" Close #1 '開いたら閉じようね '終了メッセージの表示 MsgBox strFNAME & "を作成しました、確認してね" End Sub まぁ、ポイントも得に無く(笑) 変数にして初期値で代入 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ Dim KAKOI As String '囲い文字 KAKOI = Chr(&H22) '”を代入 ConstはChr関数が使えないのでやめて、 変数宣言して、代入しました。 データの書き込み ^^^^^^^^^^^^^^^^ Print #1, KAKOI & "こんな感じかぁ、なんかなぁ" & KAKOI Print #1, KAKOI & Range("A1").Value & KAKOI '決り文句A1セル文章を出力 たんに&を使って、文字列の連結をしただけです。 実行結果(test035-5.txt) ^^^^^^^^ "こんな感じかぁ、なんかなぁ" "Alt+F11でVBAの編集画面が開きます" 2002/12/22 18:01:24に作成したファイルです 終わりです /* * 4.Write # ステートメントを使ってみたら? */ 昔、読者から Write # ステートメント を 使ってみたら? と アドバイスメールをもらったので、紹介します。 In message "はじめまして", t****@*******.co.jpさん wrote... >'データ書き込み >Print #1, KAKOI & "やっぱ三流だよね、固定はよくないよ" & KAKOI; >↓ >Write #1, "やっぱ三流だよね、固定はよくないよ" >にした方がいいような気がします。 ---- 実は、引っ張りまわしたけど、 今日は、これの解説だけしたかったんですね(オイオイ) 世の中には、自分が知らない関数が数多くあり、 Write # ステートメント もその一つで(Print#などのヘルプの関連項目には埋まっていたけど) これを使うと”””の書き方や、Chr(&h22) そんな余計なことは知らなくってもOKです。 使い方は簡単で Write #ファイル番号,文字列 です。 Sub test031_6() Dim strFNAME As String 'ファイル名格納用 'ブックと同じ位置にtest031-6.txtを作成する strFNAME = ThisWorkbook.Path & "\test031-6.txt" 'ファイル名の作成 Open strFNAME For Output As #1 'ファイル番号1で新規作成 'テストデータ書き込み、 Write #1, "こんな感じかぁ、なんかなぁ" Write #1, Range("A1").Value '決り文句A1セル文章を出力 Print #1, Now & "に作成したファイルです" Print #1, "終わりです" Close #1 '開いたら閉じようね '終了メッセージの表示 MsgBox strFNAME & "を作成しました、確認してね" End Sub ポイントのWrite # ^^^^^^^^^^^^^^^^^ Write #1, "こんな感じかぁ、なんかなぁ" Write #1, Range("A1").Value '決り文句A1セル文章を出力 Print #1, Now & "に作成したファイルです" なんだよ、PrintがWriteになっただけですね。 わかってみれば簡単、少しは知識も必要だと思ったような、思わなかったような。 /* * 4.終わりの挨拶 */ なんか今回は、野球の後から解説じゃないけど、 強引にWrite #1ステートメントに持って行きました。 ・"ダブルコーテーションの話、書き方 ・Constで関数のリターン値が使えない ・Write #だと初めから囲ってくれるよ でした。 今回のサンプルは、 http://www.ken3.org/vba/lzh/vba031.lzh に test031-book.xlsが保存されているので、 遊んでください。 拾い読みして、 1つでも何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。


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