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関数のパターンを少し

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<関数のパターンを少し>

こんにちは、三流プログラマーKen3です。 今回は、関数のパターンを少し 軽く書いてみたいと思います。 関数作りのポイントは、 値を受け取ったり(パラメーターで作業指示、加工元データをもらう) で 仕事(作業)、加工(変換)、判断 をして 結果を返す かなぁ。 /* * 1. 仕事をするだけの関数 */ Sub XXXXX() MsgBox "メッセージだよ" End Sub は、コールされると、メッセージを表示して機能は終了します。 へぇ〜、そうなんだ。 まぁ、変化の無い単純作業って感じですね。 この例だと何も考えないで、仕事はメッセージを表示するだけ。 XXXをするだけの関数とでも頭の中に入ってればOKかなぁ。 /* * 2.値を受け取ってその値によって処理を行う */ 次は、少し頭を使う関数で、 Sub OUTMSG(a As Integer, b As Integer) MsgBox a & "+" & b & "=" & (a + b) & "です" MsgBox a & "-" & b & "=" & (a - b) & "です" MsgBox a & "*" & b & "=" & (a * b) & "です" MsgBox a & "/" & b & "=" & (a / b) & "です" End Sub Sub MAIN() Call OUTMSG(10, 5) '10と5をパラメーターで渡してあげる End Sub は、パラメータを受け取ると、その値を使用して処理を行うです。 三流君さぁ、なんか、変なサンプルだよねぇ。 MAINでCall OUTMSG(10, 5) とやると、10と5を渡してやり、 受け側では、 Sub OUTMSG(a As Integer, b As Integer) aとbで使えるんだ。 で受け取った値を使用して、 四則演算結果をメッセージボックスで表示ですか、、、 なんとなくわかるけど、なんだかなぁ。。。 値を渡されたら、 その値を使用して、仕事を行う関数ですね。 値を受けとって、利用するのがポイントです。 /* * 3.値を返すパターン(結果を返す) */ 値(結果)を返すにはFunctionと関数を書きます。 まぁ、見た目は、SubがFunctionになっただけ で、リターン値の型とリターン値のセットが増えます。 なに言ってんだか、よくわからんけど、聞きますか。 ナンバーズ3の予想数字を文字列で返す関数は、下記のようになります。 'Rnd関数を使用し、3桁の数値を作成、文字列で返す Function TEST_RETURN() As String Dim no1, no2, no3 Randomize ' 乱数発生ルーチンを初期化します。 no1 = Int((10 * Rnd)) ' 0 から 9 までの乱数を発生させます。 no2 = Int((10 * Rnd)) ' 0 から 9 までの乱数を発生させます。 no3 = Int((10 * Rnd)) ' 0 から 9 までの乱数を発生させます。 TEST_RETURN = "乱数で予想 " & no1 & no2 & no3 End Function Sub TEST() MsgBox TEST_RETURN() End Sub '---- Function TEST_RETURN() As String ^^^^^^^^^^^ とやって、戻り値の型を指定します。 数値を返すときはAs Integerとかにするんだぁ。 で、実際の戻り値は、 TEST_RETURN = "乱数で予想 " & no1 & no2 & no3 でセットされた値が返ります。 なんか変なの? Functionで付けた名前=リターン値って感じなんだぁ。 まぁ、書き方なら文句言わないで覚えますか。 でもなぁ。。 Sub TEST() MsgBox TEST_RETURN() End Sub で、処理結果、乱数で予想 123などが返ってきて表示しています。 標準関数のdate()やNow()など結果を返す関数が有名ですよね? MsgBox Now()とやると現在日付時刻が返ってくるみたいな感じです。 仕事を(処理を)させて、結果(値)を返す感じです。 ナンバーズの数値を乱数で作ってよ、 はい、作りましたリターン値で返すので使ってよ あと、問合せをして、状態を返させる感じかなぁ。 前回やったのは、MDBの位置知りたいな。 はい、MDBの位置返しますよって感じで 'データベースのPATHを文字列で返す関数 Function getDBPATH() As String Dim i As Integer 'カウンター Dim strWORK As String '作業用の変数 'Accessの起動位置を取得 CurrentDb.NameにD:\xxxx\yyyy\zzz.mdbが入っている strWORK = CurrentDb.Name '後ろから1文字単位で¥を探す For i = Len(strWORK) To 1 Step -1 If Mid(strWORK, i, 1) = "\" Then Exit For '¥だったら抜ける Next i 'D:\xxxx\yyyy\zzz.mdb --> D:\xxxx\yyyy\ にして、リターン値にセット getDBPATH = Mid(strWORK, 1, i) '加工終了、はいどうぞお使い下さい End Function Private Sub コマンド2_Click() Me![テキスト0] = getDBPATH() 'MDBの位置ちょうだいな(笑) End Sub /* * 4.値を受け取り、値を返す関数(指示を受け取り作業後結果を返す) */ 受け取った値を使用して、処理を行い、結果を返すパターンとして、 先ほどは3桁の数値を返す(固定の処理)でしたが、 今度は受け取った桁数の数値を返す関数に変更してみます。 'Rnd関数を使用し、n桁の数値を作成、文字列で返す Function TEST_RETURN(n As Integer) As String Dim i As Integer Dim strMOJI As String Randomize ' 乱数発生ルーチンを初期化します。 strMOJI = "" '初期化する For i = 1 To n 'n回ループさせる strMOJI = strMOJI & Int((10 * Rnd)) '↑後ろに文字を連結させる、、、 Next TEST_RETURN = " 乱数で予想 " & strMOJI '値を返す End Function Sub TEST() MsgBox "3桁予想" & TEST_RETURN(3) MsgBox "4桁予想" & TEST_RETURN(4) End Sub '---- Function TEST_RETURN(n As Integer) As String           ^^^^^^^^^^^^^^^ で値を受け取っただけですね(笑) その値を使用して、桁数を作成しました。 呼ぶ側は、 MsgBox "4桁予想" & TEST_RETURN(4) と(4)で4を渡してます。 TEST_RETURN(3) は 三桁の数値を乱数で作れと指示、 作業側の関数は、3と指示の数値を受け取り、3桁の文字列を作成、 作業結果をリターン値で返します。 TEST_RETURN(4) は 作業側の関数は、4と数値を受け取り、 指示通りの文字列を作成、 作業結果をリターン値で返します。 /* * 5.終わりの挨拶 */ まぁ、基本パターンはこんな感じかなぁ。 こんなの真剣に読まなくても大丈夫でしょ、、、 まぁそうなんですが、チョット書くつもりが、 ダラダラ長くなってしまって。 パターンや書式よりも、何をやらせる(やらせたい)かをハッキリとさせる のがポイントです。 書き方とかは、なれてくるので、(SubとFunctionとか) いろいろテストで書いてみるといいかも知れません。 今回は、 ・関数パターン4種類 でした。 拾い読みして、 1つでも何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。


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