<関数って?Subプロシージャを呼ぶ>
こんにちは、三流プログラマーKen3です。 今回は、 Sub関数を呼んでみます。 いつものセリフで、そんなたいしたことじゃないので今回もご安心を。 /* * 1. Sub プロシージャって? */ 今まで、なんの説明も無く、 下記のように書いてテストしてもらってました。 Sub test() MsgBox "プログラムは、上から下に流れます" MsgBox "まんなか、、" MsgBox "今日も一日がんばりましょう" MsgBox "こんな感じです" End Sub Sub プロシージャ名 ・ ・ End Sub など、名前を付けて、処理をある程度の単位で書いてました。 何言ってんだろうね? 意味わかんねぇ。 まぁ、名前を付けて、End Subまで、と軽めに頭に入れといて。 /* * 2.プロシージャを呼ぶ */ プログラムは上から下に流れるんだけど、 別のSubプロシージャを呼ぶことが出来ます。 Sub test_main() '関数をCallで呼ぶ Call msg01 Call msg02 End Sub Sub msg01() 'メッセージを出力する機能 MsgBox "プログラムは、上から下に流れます" MsgBox "まんなか、、" End Sub Sub msg02() 'メッセージを出力する機能 MsgBox "今日も一日がんばりましょう" MsgBox "こんな感じです" End Sub ポイントは、 Call msg01 で、 test_mainからmsg01へ飛び、 msg01の処理が終了すると(test_mainへ戻り) 次は、Call msg02を呼びます。 なんか変に分断されただけで意味無いよね。 そのまま書かれていたほうが、わかりやすかったよ。 う〜ん、サンプルが良くなかったか、 なれるまでは、ガマンで、 次行くと。 /* * 3.値をセットして、Subプロシージャを呼ぶ */ Call msg01 と、そのまま呼んでたけど、値を渡して呼ぶことが出来ます。 下記のような計算後、表示するプログラムがありました。 (実際はこんなのないけど) Sub test022_1() '計算する Dim a As Integer Dim b As Integer a = 10: b = 25 '値をセット MsgBox "a = " & a & ",b = " & b MsgBox "a + b = " & a + b MsgBox "a x b = " & a * b a = 6: b = 12 '値をセット MsgBox "a = " & a & ",b = " & b MsgBox "a + b = " & a + b MsgBox "a x b = " & a * b End Sub これを下記のように変更します。 Sub test022_1_main() Call test022_1_keisan(10, 25) Call test022_1_keisan(6, 12) End Sub Sub test022_1_keisan(a As Integer, b As Integer) MsgBox "a = " & a & ",b = " & b MsgBox "a + b = " & a + b MsgBox "a x b = " & a * b End Sub これも、たいしたことなくて、 Sub test022_1_keisan(a As Integer, b As Integer) sub 名前 (引数1,引数2) と宣言して、 呼ぶ側は、 Call test022_1_keisan(10, 25) と呼びます。 10と25の引数が、受け取り側のaとbに渡され、処理が実行されます。 う〜ん、なんかイマイチなんだよね。 /* * 4.長過ぎるプログラムを分割してみる */ Sub test6() '初期処理 Dim strNO As String '値を受け取るため文字型の変数を宣言 Dim nCON As Integer 'コンピュータの手1〜3の数値が入る Dim nPC As Integer 'ユーザーさんの手 Dim strTE(3) As String '(*1)配列変数を宣言 Dim strCHK(3, 3) As String '(*5)3*3の配列を宣言する strTE(1) = "グー" '(*2)配列にメッセージを代入 strTE(2) = "チョキ" strTE(3) = "パー" '(*6)勝負結果を代入 strCHK(1, 1) = "引き分け": strCHK(1, 2) = "勝ち": strCHK(1, 3) = "負け" strCHK(2, 1) = "負け": strCHK(2, 2) = "引き分け": strCHK(2, 3) = "勝ち" strCHK(3, 1) = "勝ち": strCHK(3, 2) = "負け": strCHK(3, 3) = "引き分け" 'ユーザーにグ・チ・パを入力させる 'InputBoxで入力してもらう strNO = InputBox("1.グー 2.チョキ 3.パー", "アナタの手を入力で下さい") '入力値の判断、エラーならメッセージを表示させ抜ける 'If文で1,2,3以外を判断する If strNO <> "1" And strNO <> "2" And strNO <> "3" Then MsgBox "[" & strNO & "]は不正な入力です" Exit Sub '<--Exit Subを使用してここでプログラムを抜ける End If 'コンピュータの手を決定 Randomize ' 乱数発生ルーチンを初期化します。 nCON = Int((3 * Rnd) + 1) '1 から 3 までの乱数を発生させます。 '結果判断と表示 'ユーザーの手を表示する nPC = Val(strNO) 'Val関数で数値型に変換する MsgBox "あなたの手は" & strTE(nPC) & "です" '(*3)ここでnPC番目を表示 '(*4)同様にコンピュータの手を表示する MsgBox "コンピュータの手は" & strTE(nCON) & "です" '(*7)結果の表示 MsgBox strCHK(nPC, nCON) & "です" End Sub のプログラムを入力部と結果表示に強引に分けてみます。 流れを軽く書くと ユーザーの手を入力 ↓ コンピュータの手を乱数で決める ↓ 双方の入力を表示 ↓ 結果の判断と表示 Sub test22_main() '初期処理 Dim strNO As String '値を受け取るため文字型の変数を宣言 Dim nCON As Integer 'コンピュータの手1〜3の数値が入る Dim nPC As Integer 'ユーザーさんの手 'ユーザーにグ・チ・パを入力させる 'InputBoxで入力してもらう strNO = InputBox("1.グー 2.チョキ 3.パー", "アナタの手を入力で下さい") '入力値の判断、エラーならメッセージを表示させ抜ける 'If文で1,2,3以外を判断する If strNO <> "1" And strNO <> "2" And strNO <> "3" Then MsgBox "[" & strNO & "]は不正な入力です" Exit Sub '<--Exit Subを使用してここでプログラムを抜ける End If nPC = Val(strNO) 'Val関数で数値型に変換する 'コンピュータの手を決定 Randomize ' 乱数発生ルーチンを初期化します。 nCON = Int((3 * Rnd) + 1) '1 から 3 までの乱数を発生させます。 '結果の判断と表示関数を呼ぶ Call test22_hantei(nPC, nCON) End Sub '結果判断と表示 Sub test22_hantei(nPC As Integer, nCON As Integer) Dim strTE(3) As String '(*1)配列変数を宣言 Dim strCHK(3, 3) As String '(*5)3*3の配列を宣言する strTE(1) = "グー" '(*2)配列にメッセージを代入 strTE(2) = "チョキ" strTE(3) = "パー" '(*6)勝負結果を代入 strCHK(1, 1) = "引き分け": strCHK(1, 2) = "勝ち": strCHK(1, 3) = "負け" strCHK(2, 1) = "負け": strCHK(2, 2) = "引き分け": strCHK(2, 3) = "勝ち" strCHK(3, 1) = "勝ち": strCHK(3, 2) = "負け": strCHK(3, 3) = "引き分け" 'ユーザーの手を表示する MsgBox "あなたの手は" & strTE(nPC) & "です" '(*3)ここでnPC番目を表示 '(*4)同様にコンピュータの手を表示する MsgBox "コンピュータの手は" & strTE(nCON) & "です" '(*7)結果の表示 MsgBox strCHK(nPC, nCON) & "です" End Sub 少しは、スッキリしたのかなぁ。 あまり変わってないよね(笑) 関数の分割もセンスだからなぁ。。。。 /* * 5.終わりの挨拶 */ 今回は、 ・Subプロシージャの書き方 でした。 今回のテストサンプルを http://www.ken3.org/vba/lzh/vba022.lzh に保存しました。 解凍してTest022-Book.xlsを開くと、 Alt+F11でVBAのプログラム編集画面に切り替わるので、 メッセージを修正したり、遊んでください。 次回は値を返すFunctionプロシージャの予定だけど、 サンプルのキレが無くなってるのが気になるなぁ(オイオイ) 拾い読みして、 1つでも何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。
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