[No.70 InternetExplorer.application .document.all(0).innerHTML]
[No.71 IE操作 リンク先を取出す .Document.links(i).href]
[No.72 文字列を日付型に変換、Cdateへの値の渡し方いろいろ?]
[No.73 オブジェクトのループはFor Each In でループさせる]
[No.74 Access 列型レポートの左端に印刷したい]

www.ken3.org(サイト内)から Google を利用して、

三流君 VBAで楽しくプログラミング(Excel/Access VBAの解説/サンプルです)
[VBA系のバックナンバー] [VBA系 TOP] [三流君 TOP]



No.70 2003/05/02
InternetExplorer.application .document.all(0).innerHTML
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<InternetExplorer.application .document.all(0).innerHTML>

こんにちは、三流プログラマーKen3です。 今回は、 掲示板に質問があった、 彼女のすべてをのぞきたい、全てを取得したい。 じゃなくって、 IEでHTMLソースすべてを取得したい です。 溜まっているオヤジギャグは置いといて、はじめますか? (何が溜まっているって?駄目だよ変な想像したら・・・   想像したのがたぶんあたりだけど、と回答を書かないのがKen3流の文章)

/* * 1.今回のキッカケ */

掲示板、 http://www.ken3.org/cgi-bin/bbs/vba/wforum.cgi?mode=allread&no=111&page=0 に来た質問です。※何か質問あったら遠慮なく、回答遅いけど。 --- >投稿時間:2003/05/02(Fri) 19:13 >投稿者名:nori >タイトル:はじめまして > >はじめまして。 >早速ですが、vba解説のNo.50 IE起動に関する質問があります。 > >Dim objIE As ObjectobjIE.Navigate "http://..." >Dim strHTML As String >strHTML = objIE.document.body.innerHTML > >でhtmlソースを取り出す事は出来ましたが、<body>内しか取り出せません。 >objIE.document.title >で<title>内も取り出せることは分かりましたが、<head>内すべてを取り出す事 >は出来るのでしょうか? >htmlにあまり詳しくないもので、解決しません。そもそも、<html>内は取り出 >せなくて当たり前なのでしょうか。愚問かもしれませんが、お返事よろしくお >願いします。 --- さて、やりたいことを整理して、 と思ったら、もう整理されてますね。 ・<head>内のソースを取得したい ・htmlの全てのソースを取得したいかぁ。

/* * 2.IEオブジェクトの中身を探れ(手ごわい彼女の心の中?) */

[No.50 IE起動 CreateObject("InternetExplorer.application")] ( http://www.ken3.org/backno/backno_vba11.html#50 を参照) では、IEの起動方法を書きました。 [No.52 InternetExplorer.application .document.body.innerText] ( http://www.ken3.org/backno/backno_vba11.html#52 を参照) では、 彼女(オブジェクト)の中身を探る方法を少し書きました。 それにしても、階層が深いです。 テーブル系のオブジェクトを探すが、なかなか見つからない。 (女の子じゃなくって、IEの心の中は複雑なのね、、、) 女心を探るのは下手だけど、オブジェクトの中身見るのは少しできるよね? なんて、馬鹿なこと言ってないで、ブレークポイントをはって、止めます。 いやらしい目で頭から探っていくと(ほんとは真剣な目ですよ) objIE.document.の下に、 .allなんてそれらしいのあるじゃないですか。 読者の人に見せたくないニャっとした顔で、 ? objIE.document.all(0).innerHTML とやってみると、ヘッダから情報が入ってました。 これを使えばなんとかできそうです。 下記Ken3がいやらしい目で見てたIEのオブジェクト

/* * 3..document.all(0).innerHTMLにいつも入っているのか?疑問だけど */

.document.all(0).innerHTML と 0番目にいつも入っているのか?疑問だけど、 下記のようにテストしてOKでした。
Sub ie_get_html()

    Dim objIE    As Object  'IEオブジェクト参照用

    'インターネットエクスプローラーのオブジェクトを作る
    Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.application")
    objIE.Visible = True '見えるようにする(お約束)

    'ランキングのページに飛ぶ
    objIE.Navigate "http://www.ken3.org/cgi-bin/lime/limemgr.cgi"

    '表示されるまで待つ、10秒後にエラーを判断する
    Dim time10 As Date  '時刻格納用
    time10 = DateAdd("s", 10, Now())  '現在から10秒後を計算
    Do While objIE.Busy = True   'ビジー、読み込み中の間
        DoEvents
        If time10 < Now() Then   '10秒経過したか?
            MsgBox "タイムアウトです"
            Exit Sub
        End If
    Loop

    'HTMLソースを取出す
    Dim strHTML As String
    strHTML = objIE.document.all(0).innerHTML  '変数に代入
    MsgBox strHTML       'テスト表示
    Debug.Print strHTML  'イミディエイトにも表示

End Sub
彼女(IEオブジェクト)の心の中は、複雑そうなので、 引き続き、いやらしい目じゃなくって真剣な目で(オイオイ) 調べてみたいと思います。

/* * 4.おわりの挨拶 */

今回のポイントは、 Ken3はエロオヤジだった じっゃなくって IEのオブジェクトの中身の探り方でした。 No.52 InternetExplorer.application .document.body.innerText http://www.ken3.org/backno/backno_vba11.html#52 にブレークポイント貼って、ウォッチで表示する画像があるので、 こっちを見ると美人をウォッチする方法がよくわかります(たぶん) 拾い読みして、 1つでも何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。 ※今日はふざけすぎました、解除しないでね。

No.71 2003/05/06
IE操作 リンク先を取出す .Document.links(i).href
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<IE操作 リンク先を取出す .Document.links(i).href>

こんにちは、三流プログラマーKen3です。 今回は、 IEで表示したURLのリンク先を取得したい です。

/* * 1.今回のキッカケ */

前回の発行で、いろいろとIEの中身をいやらしく探ってたので、 自動巡回ソフト?の前準備、探りとして、 今回は、IEで表示したページのリンクを探りたいと思います。 将来的には、自動エロ画像収集巡回、自動クリック、自動チケットアタック を作りたいですね。 えっ、動機が不純だって? 不純な動機ほど気合が入るんですよ(それは変わり者のKen3だけかな?)

/* * 2.またまた、IEオブジェクトの中身を探れ(手ごわい彼女の心の中?) */

[No.52 InternetExplorer.application .document.body.innerText] ( http://www.ken3.org/backno/backno_vba11.html#52 を参照) では、 彼女(オブジェクト)の中身を探る方法を少し書きました。 それにしても、階層が深いです。 テーブル系のオブジェクトを探すが、なかなか見つからない。 (女の子じゃなくって、IEの心の中は複雑なのね、、、) 前回と同じ台詞でつまらないよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 探り方がわかれば、あとは応用なので。 街中のナンパ同様、一回成功すれば、あとは応用なので と、成功したこと無い私が書いても説得力無いけど(笑) いつもの、馬鹿な前置きは置いといて、 いやらしい目で頭から探っていくと(ほんとは真剣な目ですよ) デバッグで止めて、変数の中身を見ます。 *ウォッチ式を追加して、確認します。 ? objIE.Document.links(1).outertext [ 掲示板 ] ? objIE.Document.links(1).outerHTML <A href="http://www.ken3.org/cgi-bin/bbs/vba/wforum.cgi" target=_blank>[ 掲示板 ]</A> .href .outertext .outerHTMLが使えそうなので、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回使ってみます。 *さらっと書いてるけど、ここまでたどり着くのにかなりかかっている(笑) これを使えばなんとかできそうです。

/* * 3.単体テストが完了、作成してみる */

単体のオブジェクト、プロパティの確認が終わったので、作成に取りかかります。
Sub ken3_url()

    Dim objIE As InternetExplorer
    Dim time10    As Date
    Dim strURL    As String
    Dim i         As Integer

    On Error GoTo EMSG

    Rows("13:1000").Select  '結果の表示エリアをクリアする
    Selection.Delete Shift:=xlUp

    Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.application")
    objIE.GoHome
    objIE.Visible = True
    
    Do While objIE.Busy = True  '起動まで待つ
        DoEvents
    Loop
    
    nYLINE = 10  '10行目からチェックスタート
        
    Cells(nYLINE, 1).Select
    DoEvents
    Cells(nYLINE, 2) = Now()  'テストで時間を代入
    
    strURL = Trim(Cells(nYLINE, 1)) 'URL代入
    objIE.Stop '読み込み停止(意味無いけど)
    
    objIE.Navigate "" & strURL  'アドレスを渡し表示する

    '読みこみ完了まで待つ
    '20秒後を計算して、待つ
    time10 = DateAdd("s", 20, Now())
    Do While objIE.Busy = True
        DoEvents
        If time10 < Now() Then
            Exit Do
        End If
        DoEvents
    Loop

    If objIE.Busy = True Then
        Cells(nYLINE, 4) = "読み込みに失敗しました"
        MsgBox "読み込みに失敗しました"
    End If

    'リンクを探す
    nYLINE = 13  'セット位置を代入
    'リンク数分まわす
    For i = 0 To objIE.Document.links.Length - 1
        Cells(nYLINE, "A") = "'" & objIE.Document.links(i).outerText
        Cells(nYLINE, "B") = "'" & objIE.Document.links(i).href
        Cells(nYLINE, "C") = "'" & objIE.Document.links(i).outerHTML
        nYLINE = nYLINE + 1 'セット位置を+1する
    Next i
    
    objIE.Quit   'IEを閉じる

    MsgBox "終了しました"

    Exit Sub
    
EMSG:
    Cells(nYLINE, 2) = "ERR"
    objIE.Quit   '
    MsgBox "errが発生しました"
    Exit Sub

End Sub
ポイントは、 ~~~~~~~~~~~~ objIE.Document.links.Length でリンクの数を取得できるので、 'リンク数分まわす For i = 0 To objIE.Document.links.Length - 1 Cells(nYLINE, "A") = "'" & objIE.Document.links(i).outerText Cells(nYLINE, "B") = "'" & objIE.Document.links(i).href Cells(nYLINE, "C") = "'" & objIE.Document.links(i).outerHTML nYLINE = nYLINE + 1 'セット位置を+1する Next i で、 objIE.Document.links(i).outerText objIE.Document.links(i).href objIE.Document.links(i).outerHTML をそれぞれセットしてみました。 使えそうなプロパティあったかなぁ?

/* * 4.おわりの挨拶 */

今回は、IEのリンク先を見るでした。 読者からの要望は、広告自動クリックソフトだったけど、 そこまでは、実力無かったので(笑) No.52 InternetExplorer.application .document.body.innerText http://www.ken3.org/backno/backno_vba11.html#52 にブレークポイント貼って、ウォッチで表示する画像があるので、 こっちを見ると美人(IE)をウォッチする方法がよくわかります(たぶん) 拾い読みして、 1つでも何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。 ※今日はふざけすぎました、解除しないでね。

No.72 2003/05/11
文字列を日付型に変換、Cdateへの値の渡し方いろいろ?
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<文字列を日付型に変換、Cdateへの値の渡し方いろいろ?>

こんにちは、三流プログラマーKen3です。 今回は、 Cdate関数を利用して、文字列を日付型に変換してみます。 です。

/* * 1.今回のキッカケ */

よく、文字列8桁で日付のデータがあって、 これを日付型に代入したい、、ってことありますよね。 "20000804"を日付型に代入したい。 で、関数は、何を使えば、、と探すと、 Cdate(日付文字列) かDateSerial(year, month, day) あと?(何かあるかなぁ?) ここで、普通に、 strMOTO = "20000804" 基準日 = Cdate(strMOTO) とやると、エラーになります。 Cdate("2000-08-04") やCdate("2000/08/04") だと通ります。 う〜ん、日付をあらわす文字列にしないといけないんだぁ。。。 まぁ、いいやで、

/* * 2.いろいろあるけど、自分にあった方法で、できればOKかなぁ。 */

有名なMid関数を使って、やる方法を使っていました。
Sub test()
  Dim strMOTO As String
  Dim strWork As String
  Dim 基準日  As Date

  strMOTO = "20000804"
  strWork = Mid(strMOTO, 1, 4) & "/" & Mid(strMOTO, 5, 2) & "/" & Mid(strMOTO, 7, 2)
  基準日 = CDate(strWork)

  MsgBox 基準日
End Sub
ここで終ると、なんだ、知ってるよ、、 なので、 今日、拾ってきた(パクッタ)別の方法、 format関数を使って、下記みたいに書くこともできます
Sub test()

    Dim strMOTO As String
    Dim 基準日  As Date
    
    strMOTO = "20000807"
    基準日 = CDate(Format(strMOTO, "@@@@/@@/@@"))

    MsgBox 基準日

End Sub
まとめて、1行で書きましたが、 基準日 = CDate(Format(strMOTO, "@@@@/@@/@@")) ポイントは、 /^^^^^^^^^^^ 変換書式に@を使うことです。 これで、1文字をあらわしてくれます。 *応用で、 5桁を4-1桁に変換は、 MsgBox Format("ABCDE", "@@@@-@")  とやって見て下さい。どうなるでしょうか? 話をもっとそらすと、 MsgBox Format("19990503", "YYYY/MM/DD") はエラーになります。。。 人間様は、認識してるんだけど。。 ~~~~~~~~~~ まぁ、使えれば、どちらでもいいや的な話でした。 *個人的には、midで書くほうが好きかなぁ。

/* * 3.関数は組み合わせって感じかなぁ */

a = Cdate("20030512") で実行時エラー型が一致しませんが発生。 そんな時は、型をそろえてやるか、、と気軽に考えて、 Mid関数で切り出す、Format関数を使い形式をそろえる。 関数は組み合わせかなぁとフト思いました。

/* * 4.おわりの挨拶 */

今回は、 CDateで変換、フォーマットを合わせる方法いろいろ の話でした。 拾い読みして、 1つでも何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。

No.73 2003/05/15
オブジェクトのループはFor Each In でループさせる
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<オブジェクトのループはFor Each In でループさせる>

こんにちは、三流プログラマーKen3です。 今回は、 オブジェクトやコレクションのループは、 いつものカウンタ添字じゃなく、 For Each In でループさせるです。

/* * 1.今回のキッカケ */

In message "リンク クリック", しょうもさん wrote... >[ VBAで楽しくプログラミング No.071 ] 2003/05/06 火曜日 より > >> 読者からの要望は、広告自動クリックソフトだったけど > >その名の通り、Clickメソッドが使えますよ。 >今回も、IHTMLElementオブジェクトを操っています。 >「Microsoft HTML Object Library」参照設定です。 > >'----------- > Dim objElement As IHTMLElement > Dim strTempText As String > > For Each objElement In objIE.Document.all.tags(tagName:="a") > strTempText = objElement.getAttribute _ > (strAttributeName:="href") > Debug.Print strTempText > If InStr(strTempText, "top10") Then > objElement.Click > Exit For > End If > Next >'----------- --- と、サンプルプログラムを読者より送ってもらった。 ありがたいなぁ。 人によってプログラムって書き方いろいろなんだけど、 私の悪いクセで、 For Each XXXX In XXXXX のループを避ける傾向がある。。。 今回は、これについて、少々自分にお灸をすえる意味で発行します。 ※一部の読者に人気かあるIE使った不正なクリック処理は、  また今度ね。興味あるひとは直接メールで送ってね(爆)

/* * 2.いろいろあるけど、自分にあった方法で、できればOKかなぁ。 */

ループ処理って、よく聞くのが、 1〜10までのループ For n=1 To 10 Call 処理(BOX(n)) Next n なんて感じですよね。 これは、カウンタ変数nを使用して配列の変数を使う場合、 よくみかけるパターンですよね、配列のn番目を参照するって感じで。 オブジェクトやコレクションも配列になっているので、 オブジェクトのn番目を参照して、処理を行うって書き方ができます。 ちょっと前に作った、リンクを書き出す処理 [No.71 IE操作 リンク先を取出す .Document.links(i).href] http://www.ken3.org/backno/backno_vba15.html#71 では、 'リンク数分まわす For i = 1 To objIE.Document.links.Length Cells(nYLINE, "A") = "'" & objIE.Document.links(i).outerText Cells(nYLINE, "B") = "'" & objIE.Document.links(i).href Cells(nYLINE, "C") = "'" & objIE.Document.links(i).outerHTML nYLINE = nYLINE + 1 'セット位置を+1する Next i と、 カウンタ変数iを1からobjIE.Document.links.Lengthの数回してました。 チョット、イメージ沸きにくいなぁ。 えっと、シートの名前を全て表示するには、 まずは、シートの数が必要、、 Debug.Print ActiveWorkbook.Sheets.Count と、アクティブなブックのシートのカウントは?とプロパティを参照。 で、私のいつものパターンだと、
Sub Ken3_TAKO()
  Dim n As Integer カウンター変数のnを定義、
  For n = 1 To ActiveWorkbook.Sheets.Count
    Debug.Print n & "番目のシート名は" & ActiveWorkbook.Sheets(n).Name
  Next n
End Sub
ループ、1からシート数分までループ、 Sheets(n)と添え字でn番目のシート参照、 .Nameプロパティでシート名の表示。 オブジェクトの数を押さえて、ループでまわす。 みなさんがよくネットや上級者、ヘルプのサンプルで見かけるのはコッチ。
Sub HELP_SAMPLE()
    Dim objSHEET As Object
    For Each objSHEET In ActiveWorkbook.Sheets
        Debug.Print "シート名は" & objSHEET.Name
    Next
End Sub
彼女へのアプローチの方法が三流君と違って、 私の方法は、女の子が何人いるか、チラッと.Countを見て横目で確認、 一番目の女の子から順に名前を聞き出す.Nameを見る。2番目に〜 For Each INのアプローチは、 ActiveWorkbook.Sheetsから一人ずつ僕の前に来てね 目の前に立った人(objSHEET)の名前は、 はい、次の人、 目の前に立った人(objSHEET)の名前は はい、次の人、 って感じでオブジェクト変数が入れ替わっていくループかなぁ。 なんか余計、キレがなかった(笑) 感覚だけわかってくれれば、OKかなぁ。 いろいろあるけど、自分にあった方法で、できればOKかなぁ *個人的には、カウンタ使ってループで書くほうが好きかなぁ。

/* * 3.ですが、これは、マズイでしょう。。。 */

関数作成のリクエストが来ました。 まず仕様を聞き出すか。 内容は、 渡された、Range範囲の値を1つ1つ調べ、 1000以下は背景を黄色にしてください。 ってことは、
Sub Main()
   Call CHK_1000(Range("B2:F4"))
End Sub
Sub CHK_1000(Target As Range)
   判定処理
End Sub
見たいな感じで、Rangeオブジェクトをもらって、 やり取りする関数にしますか。 さてと、事前調査で、背景を黄色は、、 HELP見るのダルイからマクロ記録にするか(みなさんはマネしないでね)
Sub Macro1()
    Range("B3:D6").Select
    With Selection.Interior
        .ColorIndex = 6
        .Pattern = xlSolid
    End With
    Range("H9").Select
End Sub
ここから、.ColorIndex = 6を頼りに、ヘルプを参照。 Range("B3:D6").Interior.ColorIndex = 0 Range("B3,D4,E5").Interior.ColorIndex = 6 と背景を変更可能を確認。
Sub CHK_1000(Target As Range)
   Target.Interior.ColorIndex = 0  'エリアの背景をクリア
   Dim n As Integer
   For n = 1 To Target.Count  'ターゲットのカウント分ループ
     If Target.Cells(n) < 1000 Then  'n番目の値のチェック
         Target.Cells(n).Interior.ColorIndex = 6 'n番目のセルを黄色にする
     End If
   Next n
End Sub
いつものパターンで、カウンタを使ってループさせて n番目のセルをチェック、1000以下のときはn番目のセルを黄色に。 call CHK_1000(Range("B2:F4")) 実行するか、よしOKじゃん。軽い軽い。 実行結果↓、まぁ動作してますが。。。 では、パラメータを変えて、テストを続けるか。 call CHK_1000(Range("B2:B4,D2:D4,F2:F4")) と、飛び飛びの範囲を設定してみるか。 あれ、動かないよ、B列の下を見に行ってるよ。 動作不良の実行結果↓、オイオイ、、、 実は、ここが落とし穴だったんですね。 Target.Cells(n)で参照しているのですが、 範囲をRange("B2:B4,D2:D4")みたいに指定されると動作不良をおこします。 そこで、1つ1つオブジェクトを取り出しループさせる For Eachに変更します。
Sub CHK_1000(Target As Range)
   Target.Interior.ColorIndex = 0  'エリアの背景をクリア
   Dim objRANGE As Range
   For Each objRANGE In Target  'オブジェクトを取り出しながらループ
     If objRANGE.Value < 1000 Then  '取り出したオブジェクトの値をチェック
         objRANGE.Interior.ColorIndex = 6 'セルを黄色にする
     End If
   Next
End Sub
と、Objectを1つ1つ取り出してチェック、色づけに変更して、 call CHK_1000(Range("B2:B4,D2:D4,F2:F4")) を実行して、飛び飛びのセルのチェックを行う。 やっとできたかぁ(正常終了) ふぅ〜 どっちでもイイヤって場合とFor Eachじゃないとダメなパターンがあるんだなぁ。 みなさんはハマったことありますか?

/* * 4.おわりの挨拶 */

今回は、 オブジェクト、コレクションのループのお話でした。 拾い読みして、 1つでも何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。 ※評価は↓で投票してね。感想は掲示板かメールでくださいね。

No.74 2003/05/19
Access 列型レポートの左端に印刷したい
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<Access 列型レポートの左端に印刷したい>

こんにちは、三流プログラマーKen3です。 今回は、 Accessの列型のレポートに対しての小細工です。 サンプルファイルは、 http://www.ken3.org/vba/lzh/vba074.lzh にtest074.mdb(Access97版)が保存されています。

/* * 1.今回のキッカケ */

掲示板 http://www.ken3.org/cgi-bin/bbs/vba/wforum.cgi に 下記の質問が書かれました。 ---- >  アクセスで列型のレポートを作りたいのですが、困っていることが > あります。列型のレポートそのものは作れるのですが、ラベルがうまく > いきません。 >  作りたいのは縦4列のデータを出力し、左端にラベルをつけるとい > うものです。 >  詳細にラベルを置くと繰り返し出力してしまいます。結局解らなく > て、現在はラベルと罫線と、データを分けて二重に出力するという面倒 > な方法をとっています。 >  何か解決方法はないものでしょうか? ---- やりたいことは、なんとなく、わかったけど、 さて、どうしましょう。 列型のレポート、外枠に何か書きたい、、のかぁ、、 上下はページのヘッダー、フッターがあるけど、 左右はそれらしいの無いしなぁ。今回使いたいのは左側に何か書きたいときかぁ。 少し簡単な逃げ手でもあるかやってみますか。 そんなにスゴイ手じゃないので、期待しないでくださいね。。。

/* * 2.思いついた逃げ手の解説 */

まずは、Accessのレポートで4列の印刷を作ります。 これは、意外と簡単かなぁ。 ※サンプルは宛名ラベル印刷で作ると、楽かなぁ。 で、列の間隔を0にします。 ↑参考画面 次は、左側を空けた印刷フォーマットを作成します。 普通に印刷したいコントロールを並べます。 次がポイントの前準備で、 左端に、cntAとテキストボックスのコントロールを貼り、 コントロールソース=1 集計を全体にします ↑設定したプロパティ ホントは可視を不可視にして見えなくするけど、 テストで見えている状態でプレビューします。 ↑右側無いので変だけど、連番が表示されると思います。  ※こんなんで連番作れたんですね、   コントロールソース=1 と 集計全体、覚えておくと使えるかも。 さてと、確認終わったら、可視を不可視(いいえ)にして連番は見えなくします。 連番なんてカウントして、なんになるんだよ、 質問は連番を表示したいじゃないだろ。 まあまあ、あわてないでよ。 次はやっと、 左端だけに出したい文字の細工です ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ テキストボックスを txtLEFT01など、名前を付けて作成します。 コントロールソースにIIfを使用して、細工します。 細工は、 ~~~~~~~~ =IIf(([cntA] Mod 4)=1,"左端","") と入力しました。 このIIf文で、 カウンタを4で割って余りが1、すなわち、左側の時だけ固定文字を出力してます。 実行すると、 みたいに、左端の時だけ固定の文字"左端"を表示してます。 コイツを応用して、固定の文字だけじゃなく、 =IIf(([cntA] Mod 4)=1,[ID],"") として、左端の時だけ、IDフィールドを出すなんてこともできます。 cntAに連番が振られているので、 その連番を4で割りあまりが1の時(左端の時) を([cntA] Mod 4)=1とMOD演算子を使って計算します。 IIfの真/偽を利用して、左端以外の偽のときは””と空白を出力、 左端のときは、固定文字でもいいし、コントロールソースでも好きに表示して、 って感じの仕組みです。

/* * 3.仕掛けが有効な時、この仕掛けではムリな時 */

もう、わかったと思いますが、 出力する文字が短い時は、この逃げ手でなんとかなると思います。 余白、列間の幅で吸収できる幅なら、列間を0にして、左に細工の場所を作成する。 が、 左端に印刷したい文字が長い時は、 列と列の間がかなり開いてしまうので、使えない逃げの一手です。 使えるパターン [ZZZ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA] [ZZZ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA] と左端の表示が短いときは、左端の時だけ表示、あとは空白、列間代わり 使えないパターン [ZZZZZZZ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA] [ZZZZZZZ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA][ ] [AAAAAAAAA] と、左端の表示が長いと、列間が大きくなり使えない、、、 所詮、小細工だから、こんなもんかな。。。 連番のテクニック と コントロールソースでIIfを使うテク これだけでも覚えておいて下さい。 次の逃げ手を考えないと、、、、

/* * 4.おわりの挨拶 */

今回は、Accessレポート ・連番の振り方 ・IIfをコントロールソースで使う でした。 あっ、タイトルと内容がぜんぜん違うよ まぁ、いつものことだからゆるしてね。。。(笑) 拾い読みして、 1つでも何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。 ※評価は↓で投票してね。感想は掲示板かメールでくださいね。


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[Access クエリーやその他関数]・・・あまりまとまってませんが、スポット的な単体関数の解説です

その他:VBAの共通関数やテキストファイルの操作など
[VBAでテキストファイル(TextFile)の操作]・・・普通のテキストファイルを使ったサンプルです
[VBA 標準関数関係とその他解説]・・・その他、グダグタ解説してます

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