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Access クエリーを連続で実行させる

連続処理なので、メッセージで止まらないように、
DoCmd.SetWarnings False
で警告や操作メッセージを消して(非表示して)
止まらなくして、
あとは、縦に DoCmd.OpenQuery を並べただけでした。
DoCmd.OpenQuery "クエリー名1", acViewNormal, acEdit
DoCmd.OpenQuery "クエリー名2", acViewNormal, acEdit


DoCmd.OpenQuery "クエリー名999", acViewNormal, acEdit
と、連続実行してみました。



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<Access クエリーを連続で実行させる>

こんにちは、三流プログラマーのKen3です。 前回、までで、やっとテーブル作成・データ作成ができました。 今回は、その作成したクエリーを連続で実行させてみたいと思います。

/* * 1. 今回のキッカケ */

No.135 Access テーブル作成クエリーを使用してみた http://www.ken3.org/backno/backno_vba28.html#135 で、 郵便番号別のテーブルを作成しました。 No.136 Access テーブル追加クエリーを使用してみた http://www.ken3.org/backno/backno_vba28.html#136 で、 集計数が10以下のデータを別テーブルへ追加する、 追加クエリーを作成しました。 今回は、作成したクエリーを連続で実行してみます。 ※前回までは、作業者が手でクエリーをダブルクリックなどで実行してたけど、  まとめて実行してみたいと思います。

/* * 2.マクロで機能を実現してみる */

ある決まった処理をまとめて行う。 そんな時便利なのがAccessにもあるマクロです。 (※マクロ=VBAと思いがちですが、ここでは、   Accessのマクロ機能で攻めてみます) 新規でマクロを作成し、 アクションでクエリを開くを選択します。 ↑マクロのアクション選択画面 次に、アクションのパラメータを入れます。 開きたいクエリー名をセットします。 ↑クエリー名称の入力 ここまでで、1つのクエリーを開けたので、 順番に、 クエリを開く MAKE_DATA5 クエリを開く MAKE_DATA3 クエリを開く MAKE_DATA2 クエリを開く DATA5から10以下のデータをDATA3へ追加 クエリを開く DATA3から10以下のデータをDATA2へ追加 と、作成します。 開く順番を間違えなければOKでしょう。 実行すると、確認メッセージが表示されるが、なんとか動きました。 ・テーブル作成クエリを実行すると新しくテーブルが作成されます や ・XX件のデータを追加します なんてメッセージ、表示をやめたいですよね。 そんな時は、マクロのアクションで、 メッセージの設定をいいえにすると、メッセージが出なくなります。 ↑アクションにメッセージの表示を追加する

/* * 3.マクロをモジュールに変換して、コードを見てみる */

マクロが出来たので、今度は、そのマクロをVBAのモジュールに変換してみます。 ※まぁ、変換しないでもいいんだけど、ネタ的に使いたかったので(笑) 変換したいマクロを選択して、 右ボタンを押して、ショートカットメニューを表示させます。 その中から、名前を付けて保存を選択します。 貼り付ける形式をモジュールにします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ↑マクロを選択後、右ボタン・形式をモジュールにする 下記のような感じで、モジュールに変換できます。
Function マクロ1()
On Error GoTo マクロ1_Err

    DoCmd.SetWarnings False
    ' MAKE_DATA5
    DoCmd.OpenQuery "MAKE_DATA5", acViewNormal, acEdit
    ' MAKE_DATA3
    DoCmd.OpenQuery "MAKE_DATA3", acViewNormal, acEdit
    ' MAKE_DATA2
    DoCmd.OpenQuery "MAKE_DATA2", acViewNormal, acEdit
    ' DATA5から10以下のデータをDATA3へ追加
    DoCmd.OpenQuery "YUBIN_DATA5から10以下を追加", acViewNormal, acEdit
    ' DATA3から10以下のデータをDATA2へ追加
    DoCmd.OpenQuery "YUBIN_DATA3から10以下を追加", acViewNormal, acEdit

マクロ1_Exit:
    Exit Function

マクロ1_Err:
    MsgBox Error$
    Resume マクロ1_Exit

End Function
確認メッセージを消す、 メッセージの設定アクションが、 DoCmd.SetWarnings False に変換されています。 その後、カーソルを合わせてF1を押し、.SetWarnings Falseを調べるといいですよ。 こんな感じで、マクロのアクションに対応したモジュールを探ることが出来ます。 ヘルプをいきなり見るよりも、慣れないうちはこんな方法もよいのでは? ※アクションがDoCmd.XXX系になるみたいですね。

/* * 4.終わりの挨拶 */

今回は、 作成したクエリーを連続実行させるために、 マクロを作りました。 さらにおまけで、マクロからモジュールを作成して、 命令を探ってみました。 残るは、Excelへデータをセットですね。 う〜ん、まだまだだなぁ・・・ 何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。



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ここまで、読んでいただきどうもです。目的の情報が見つかったか?少々心配しつつ、、、

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