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SQL UPDATE文でデータを更新する



本文(発行内容)


<SQL UPDATE文でデータを更新する>

こんにちは、Ken3です。

今回は、またまたSQL文で、
UPDATE文を使用して、データを更新
してみたいと思います。

と言っても、たいしたことないのでご安心を。

/*
 * 1.文法は簡単 
*/

書き方は、簡単で、
Update テーブル名 SET 項目=値 Where 条件
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
で、OKです。
なんかあっけないよね。

UPDATE KANSOU
 Set F_MEMO = '更新テストです。', WriteTime = #2003/01/12 22:28:25#
  Where ID=6
みたいな感じで使います。

/*
 * 2.またまた、IDフィールドを使って、更新データを選択する
*/

データベース名:db029.mdb
テーブル名:KANSOU
フィールド
ID        オートナンバー型
F_KUBUN   テキスト型  ASP,VBA,GUCHI,24Hと4つの区分
F_NO      整数型      0:は全体に対して、1〜はX話にする
F_MEMO    テキスト型  一言メッセージ
WriteTime 日付型      書き込み日付

なんてデータベースを使用してます。

またまた、フィールドIDを使用して、
更新データを特定し、更新処理を行ってみます。
(テーブルに重複しないIDがある、なんとなくわかってきましたか?)

IDが5番のデータを更新するには、
Update KANSOU Set F_MEMO = 'もっとガンバレ' Where ID = 5
とSQLを発行します。

更新は、テーブルと項目、条件を頭に思い浮かべれば、なんか出来そうですね。

/*
 * 3.更新データのボタンを作る
*/
データを一覧表示して、横に更新のボタンを付けて処理を行います。

簡単な仕様
test033-1.asp
で、
データの一覧表示と更新ボタンを付ける
データの修正エリアを作成する。
ボタンが押されたら、test033-2.asp更新処理を呼ぶ

test033-2.asp
フィールドの隠し項目で更新するIDと内容を受け取る
SQLのUpdate文を発行する。

この、表示・入力(test033-1)と更新実行部(test033-2)を作成します。

テストは、
http://www.ken3.org/cgi-bin/test/test033-1.asp
で確認可能です。実行しながらソースを見てください。

-- test033-1.asp
ここでは、データの一覧表示と更新ボタンのフォームを作ります

<%@LANGUAGE=VBScript%>
<html>
<head>
<title>フォームに更新のボタンを作成します</title>
</head>
<body>
<h2>フォームに更新のボタンを作成します</h2>
test033-1.asp<br>
<hr>
<%  '関数をコールする
    Call TEST_MAKE_DATA()
%>
<HR>
終了です。<br>
<A href="test029-1.asp">データ確認と登録</a><br>
<A href="test032-1.asp">データ削除</a><br>

<% Call OUT_SRC("") 'ソースの表示関数を呼ぶ %>

</body>
</html>

<% 'データ表示と削除ボタン生成
Sub TEST_MAKE_DATA()

  'ADO DB Connection オブジェクトを作成する、英文そのままじゃん
  Set db=Server.CreateObject("ADODB.Connection")

  '.Provider?プロバイダー?通信会社?じゃなくって
  'データアクセスにはJet.OLEDB.4.0を使うことを設定
  db.Provider = "Microsoft.Jet.OLEDB.4.0"

  '次に、接続DBの位置を渡すので、Server.MapPathで変換して渡す
  db.ConnectionString = Server.MapPath("db029.mdb")

  'やっとデータベースを開ける
  db.open

  'SQL文を作る
  strSQL = "Select * From KANSOU "  '感想(KANSOU)テーブルから全項目(*)セレクト
  strSQL = strSQL & "ORDER BY WriteTime DESC"              '並べ替えは時間の降順

  'お約束のレコードセットの作成 SQL文の発行
  Set rs = db.Execute(strSQL)

  'データの表示をテーブルで行う
  Response.Write "<TABLE Border='1'>"

  '見出しをバカっぽく、そのまま書き込む
  Response.Write "<TR>"
  Response.Write "<TD>アクション</TD>"
  Response.Write "<TD>日付</TD>"
  Response.Write "<TD>区分</TD>"
  Response.Write "<TD>NO.</TD>"
  Response.Write "<TD>感想</TD>"
  Response.Write "</TR>"

  'お約束のEOFまでループは(データが無くなるまでループ)、
  Do While rs.EOF = False   'レコードセットの.EOFがFalseの間
    'フォームを作成する
    Response.Write "<FORM ACTION='test033-2.asp' METHOD='POST'>"
    Response.Write "<TR>"   '内容を表示する、行開始のタグ<TR>
    Response.Write "<TD>"
       'IDを隠し項目(UPDATE_ID)にする
    Response.Write "<INPUT type='hidden' NAME='UPDATE_ID' VALUE='"
    Response.Write rs.Fields.Item("ID") & "'>" 
       'ボタンは普通に作成する
    Response.Write "<INPUT TYPE='submit' VALUE='更新'>"
    Response.Write "</TD>"
    '中身を表示
    Response.Write "<TD>" & rs.Fields.Item("WriteTime") & "</TD>"
    Response.Write "<TD>" & rs.Fields.Item("F_KUBUN") & "</TD>"
    If rs.Fields.Item("F_NO") = 0 Then '0の全体かチェック
      Response.Write "<TD>全体</TD>"
    Else
      Response.Write "<TD>" & rs.Fields.Item("F_NO") & "</TD>" 'NO表示
    End If
    Response.Write "<TD>" & rs.Fields.Item("F_MEMO") & "<br>"
    Response.Write "修正: <INPUT TYPE='text' NAME='UPD_MEMO' SIZE=40>"
    Response.Write "</TD>"
    Response.Write "</TR>"
    Response.Write "</FORM>"    'フォームを閉じる
    '次のレコードにポインタを移動する
    rs.MoveNext    'これを忘れると悲惨なことに、、、
  Loop

  Response.Write "</TABLE>"  'テーブルは終わりです

  '開いていたレコードセットを閉じる
  rs.Close

  'データベースも閉じようよ
  db.Close

  'お行儀よくオブジェクトも開放しましょう(通常は自動的に解放されるけど)
  Set db = Nothing

End Sub
%>

ポイントは、フォーム作成で、
^^^^^^^^^^^
    'フォームを作成する
    Response.Write "<FORM ACTION='test033-2.asp' METHOD='POST'>"
    Response.Write "<TR>"   '内容を表示する、行開始のタグ<TR>
    Response.Write "<TD>"
       'IDを隠し項目(UPDATE_ID)にする
    Response.Write "<INPUT type='hidden' NAME='UPDATE_ID' VALUE='"
    Response.Write rs.Fields.Item("ID") & "'>" 
       'ボタンは普通に作成する
    Response.Write "<INPUT TYPE='submit' VALUE='更新'>"
    Response.Write "</TD>"
    '中身を表示
    Response.Write "<TD>" & rs.Fields.Item("WriteTime") & "</TD>"
    Response.Write "<TD>" & rs.Fields.Item("F_KUBUN") & "</TD>"
    If rs.Fields.Item("F_NO") = 0 Then '0の全体かチェック
      Response.Write "<TD>全体</TD>"
    Else
      Response.Write "<TD>" & rs.Fields.Item("F_NO") & "</TD>" 'NO表示
    End If
    Response.Write "<TD>" & rs.Fields.Item("F_MEMO") & "<br>"
    Response.Write "修正: <INPUT TYPE='text' NAME='UPD_MEMO' SIZE=40>"
    Response.Write "</TD>"
    Response.Write "</TR>"
    Response.Write "</FORM>"    'フォームを閉じる
の
       'IDを隠し項目(UPDATE_ID)にする
    Response.Write "<INPUT type='hidden' NAME='UPDATE_ID' VALUE='"
    Response.Write rs.Fields.Item("ID") & "'>" 
2行と、
    Response.Write "修正: <INPUT TYPE='text' NAME='UPD_MEMO' SIZE=40>"
で、
type='hidden'を使用して隠し項目にVALUEでIDを保存し、
TYPE='text' NAME='UPD_MEMO'で更新内容を保存、
更新ボタンが押されたら、
ACTION='test032-2.asp'
へIDと更新内容のデータが渡ります。

-- test033-2.asp
さて、データが渡ってきてからの処理ですね。
<%@LANGUAGE=VBScript%>
<html>
<head>
<title>更新のSQL UPDATE文を発行する</title>
</head>
<body>
<h2>更新のSQL UPDATE文を発行する</h2>
test033-2.asp<br>
<hr>
<%  '関数をコールする
    Call TEST_UPDATE_DATA()
%>
<HR>
終了です。<br>
<A href="test033-1.asp">再度更新選択処理へ</a><br>
<A href="test032-1.asp">削除処理へ</a><br>
<A href="test029-1.asp">データ確認と登録</a><br>

</body>
</html>

<% '更新処理
Sub TEST_UPDATE_DATA()

  'ADO DB Connection オブジェクトを作成する、英文そのままじゃん
  Set db=Server.CreateObject("ADODB.Connection")
  '.Provider?プロバイダー?通信会社?じゃなくって
  'データアクセスにはJet.OLEDB.4.0を使うことを設定
  db.Provider = "Microsoft.Jet.OLEDB.4.0"
  '次に、接続DBの位置を渡すので、Server.MapPathで変換して渡す
  db.ConnectionString = Server.MapPath("db029.mdb")
  'やっとデータベースを開ける
  db.open

  'IDを条件にSQL UPDATE文を作る
  strSQL = "UPDATE KANSOU"  '感想(KANSOU)テーブルを更新するので
  strSQL = strSQL & " Set F_MEMO = '" & Request.Form("UPD_MEMO") & "'"
  strSQL = strSQL & ", WriteTime = #" & Now & "#"
  strSQL = strSQL & " Where ID=" & Request.Form("UPDATE_ID")

  '中身を表示する
  Response.Write "発行するSQLは[" & strSQL & "]です"

  'SQL文の発行
  db.Execute(strSQL)

  'データベースも閉じようよ
  db.Close
  'お行儀よくオブジェクトも開放しましょう(通常は自動的に解放されるけど)
  Set db = Nothing

End Sub
%>

ポイントは、
^^^^^^^^^^^
  'IDを条件にSQL UPDATE文を作る
  strSQL = "UPDATE KANSOU"  '感想(KANSOU)テーブルを更新するので
  strSQL = strSQL & " Set F_MEMO = '" & Request.Form("UPD_MEMO") & "'"
  strSQL = strSQL & ", WriteTime = #" & Now & "#"
  strSQL = strSQL & " Where ID=" & Request.Form("UPDATE_ID")
で
まず、メモデータを更新するので、
" Set F_MEMO = '" & Request.Form("UPD_MEMO") & "'"
と、フォームから送られた値を使用してます。
次に、更新日付をセットしたいので、
", WriteTime = #" & Now & "#"
と、Now関数で現在時刻を取得し、#で囲ってます(日付型指定)
Request.Form("UPDATE_ID")の隠し項目で送られて来たデータを使用して条件、
" Where ID=" & Request.Form("UPDATE_ID")
を作成し、UPDATE文を作成してます。

  'SQL文の発行
  db.Execute(strSQL)
作成したSQL文を.Executeで発行します。

テストは、
http://www.ken3.org/cgi-bin/test/test033-1.asp
で確認可能です。
データ遠慮無く更新して遊んでください。

/*
 * 4.終わりの挨拶
*/

今回は、軽く、SQLのUPDATE文でした。

単体じゃなく、そろそろつなげて1本システムもどきを作りたいですね。
そんな話しの続きは(自分のメルマガ宣伝)
http://www.ken3.org/backno/backno_guchi28.html#142
で、[トンネルの話、貫通後、横に広げるのは簡単?]
といいかげんなこと書いてます。お時間のある人は見て笑ってください。

素朴な疑問あったら、気軽に、
メール、掲示板に書き込んでくださいね。

ASP、VBScript勉強中の三流プログラマーのKen3でした。


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ここまで、読んでいただきどうもです。目的の情報が見つかったか?少々心配しつつ、、、

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・[ADOでMdbファイルを使う]・・・MDBと接続して、簡単な追加・更新・削除を行った。
・[ADOでExcelと接続してみた]・・・.xlsと接続してSQLを使ってみた。
・[ADOでCSVと接続してみた]・・・.CSV テキストを読み出した。※更新・削除はできません

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VBScriptでFormat関数が無いなど、微妙にVBAと違うけど
[VBScript関数関係の説明]・・・少し、処理を書いてみた。
[その他処理サンプル]・・・あまり良いサンプル作れなかったけど。。。
何かの参考となれば幸いです。



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